もくじ
IT業界に転職して1年が経ちました
改めて、自己紹介します。
ぬまたと言います。
1996年生まれの24歳です。
〜IT業界に転職するまでの経緯〜
〈大学時代〉
2019年に大学を卒業し、金融系の会社へ新卒で入社しました。
大学では勉強をほぼほぼしませんでした。
将来の幅が狭まらないだろうと、経済学科を専攻していました。
が、単位に緩い学科だったので、きちんとした経済の勉強はほぼしませんでした。
3年で卒業に必要な単位を全て取得してしまい、4年の時はバイトとサークルに明け暮れてました。
当時の自分は、会社に入ったら、会社が仕事を教えるだろうと思っていたので、
ビジネス能力、社会で生きていく能力は皆無な状態で大学を卒業しました。
〈新卒〜8月〉
会社に入社後、2週間の研修を受け、支店に配属されました。
5月くらいまでは、とりあえず上司について行かせてもらい、業務内容を学ぶ時間でした。
6月以降は、やっと身についてきた知識を発揮しながら、
役所に行って、顧客の税金調査を行ったり、不動産の査定をしたりしました。
〈9月〉
「ビジネスマンとして社会で活躍するんだ」と日経新聞を毎日読んだり、
ビジネス系SNSを見たりしていた自分は、一つの疑問を持つようになりました。
「この会社で身に付く能力(知識)は、外でも通用するのか?」
まだまだ何も身につけて無い自分が思うのもおこがましいことですが、
この疑問が頭を離れる日はありませんでした。
ちょうどトヨタの社長が「終身雇用は難しい」といった発言をした頃だったと思います。
会社がやっているビジネスが、ニッチなところを攻めたビジネスだったこともあり、
会社に依存する人生を想像し、もし会社が無くなったら自分に何が残るのだろうと
不安になる毎日でした。
〈10〜11月〉
転職を決意し、転職活動を行いました。
今の時代に必要なのは、”個の能力”だと信じ、IT業界に的を絞って活動しました。
の2ヶ月は、結構辛かったです。
職場では、転職を決意している自分に期待して仕事を教えてくれる上司に申し訳なく思い、
業後の転職活動では、「君、知識なにもないの!?そりゃダメだよ」と履歴書を突き返され絶望し、、
と不安にまみれた毎日でした。
今思えば、全くの未経験な状態で「自分を雇ってください!」なんて虫の良い話ですが。
当時の自分はそれができると信じ、業務の合間を縫って転職活動に励みました。
〈12月〉
2ヶ月の活動が身を結び、ありがたいことに、連日で2社から内定をもらいました。
本当に嬉しかったのを今も覚えています。
最終的に、社長との面接のフィーリングで、今の会社を選び、転職活動が終了しました。
ちなみに、、
退職の話です。前会社に退職の意思を伝えると、なんと即日退社扱いになりました。
内部でどのような処理をしているのかわかりませんが、
そのようなパワープレーもいとわない会社でした。笑
〜転職してから〜
そんなこんなで辿り着いた今の会社に入社してちょうど1年が経ちました。
研修で評価され新人研修の講師に抜擢されたり、流れでプログラミングスクールのメンター業をしたり、
コロナの影響で案件が減少し、社内待機の状態になったり、と
入社前に想像していた業務とかけ離れた業務を経験することができました。
貴重な経験なことは間違いないと思います。IT業界で私のようなキャリアを積むことはあまりないのでしょうか。
特に講師、メンター業は、ビジネスの勉強にも、プログラミングスキルの勉強にもなってとても感謝しています。
現在は、赤い銀行のシステム改修案件に参画し、現場で必要なスキルを学びながら業務にとり組んでいます。
入社前に描いていたような案件で、とても勉強になっています。
この一年を整理します
入社して1年たったところで、改めて行ってきた業務を整理します。
〈1〜2月:研修〉
Javaの研修です。ざっくりスケジュールです。
1月1〜2周目:IT業界とは?プログラミングとは?Java制御構文
1月3〜4周目:オブジェクト指向
2月1〜2周目:DB関連(主にSQL)
2月3〜4周目:グループ開発
正直詰め込んだスケジュールだったなと思います。
特に、オブジェクト指向はこの時点では全く理解できていませんでした。
周りに負けたくないという思いで、毎日行われる小テストで結果を出すために、
朝の時間を使って勉強していました。
Javaの間は結果がうまく出ていましたが、DBに入ると、てんでわからなくなってしまい、
結果が出なくなりました。当時はJavaができれば良いだろと思っていましたが、
Javaだけでできる仕事なんてありませんね。
〈3〜6月:新人研修講師〉
そのままその研修会社の講師として、4月から行われる新人研修に講師として参画しました。
講師と言ってもサブ講師で、前に立って話すことはほぼなく、受講生の質問対応や受講生状況の報告書作成が主な仕事でした。
学んだことのアウトプットの機会としてこれ以上ない機会だったなと思います。
この仕事のおかげで、プログラミングの概念をしっかり掴めたと思っています。
初の現場仕事だったので、ミスしないようにと消極的だったなと振り返って考えています。
〈7〜8月:プログラミングスクールメンター〉
同会社の別ビジネス、無料プログラミングスクールにメンターとして参画しました。
これもまた、アウトプットの機会として最適でした。
研修と違い、1対1の対応になるので、より責任が増した業務でした。
〈9〜12月:社内開発〉
システム開発のリリースまでの一連の流れを体感することを目的に、
勤怠表を題材にシステム開発を行いました。
会社としても初めての試みで、体制も整っておらず、苦戦する場面が多かったです。
SES事業にとって、社内待機の時間をどう使うかというのは、難しい面が多いなと感じました。
〈12/14〜:現場配属〉
システム開発を行っている現場に配属されました。
金融系、既存システムの改修案件と、私が願っていたような案件です。
UTが主な業務で、ソース改修も少しやらせてもらっていて、とても勉強になっています。
ネットワークの知識がまだまだ足りないなあと感じています。
金融業界→IT業界への転職でわかったこと
〈やっぱり今後は個の時代!〉
総合職と専門職の違いにも関係します。
総合職は、会社が成り立つのに必要な業務をやります。社内のなんでも屋です。
その会社で必要なスキルは身につきますが、反面、外に出づらくなると思います。
終身雇用の文化も影響していると思います。
会社に依存すると、自分の意思で動けなくなる場面が来る可能性が高いです。
個で稼ぐチャンスが増えている今の日本社会、個の力を身につけると、精神的にも安心できるのではないでしょうか。
〈IT業界はプログラミングだけじゃないです〉
最近プログラミングの広告をよく見ると思います。私もあれに影響受けました。
あれを見ると、IT業界はプログラミングをする業界
に見えがちですが、プログラミングはほんの一部です。
むしろ、そのほかの要素の方が圧倒的に多いです。
外から見るIT業界と内に入ってからのIT業界は見え方が全然違うなと思いました。
〈理系が強いです〉
理系の学生が就職に困る場面てあまり見られませんよね。
少なくとも私の周りではありませんでした。
理系の研究内容はビジネスに直結することがその理由だと思います。
この時代、特に情報系の学校は強いと思います。
理系に関わらず、学校で専門的な知識を学べるのは社会に出る上で必要だと感じました。
今後のブログの方針
私は未経験からIT業界への転職に成功しました。
今後IT業界はさらに需要が高まる業界になっていくと確信しています。
自分と同じように、IT業界へチャレンジしたいと思った方へ、
少しでもIT業界の中身が伝わるよう、また転職を成功させることができるよう
情報を発信していこうと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
引き続き、よろしくお願いします!
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